里子を熱い鉄板に押しつける里親

gladiolus2009 による 7. グラジオラスの場合 への投稿 (7. グラジオラスの場合)
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2009-08-04 20:35:34 | グラジオラスの里親宅体験記

S宅では過酷な環境での長時間の強制労働はさることながら、
殴る、蹴る、食事を抜くなどの行為も日常的に行われていたわ。

工場で仕事をしていると「さっさとしろ」だの「怠けるな」と怒鳴られ
うしろから腰やお尻を蹴られるのは日常茶飯事だった。
これって、すごく危険なことなの。
だって目の前には熱い鉄板があるのよ。
蹴られた勢いで腰やおなかが鉄板の縁に押し付けられるし
万一バランスを崩して転倒すれば鉄板の上に倒れ込むことになる。

S宅に連れて行かれてまだ間もない頃のこと。
その日、私はひどく疲れて、どうでもよくなってたの。
捨て鉢になって、仕事はイイカゲンにやってたわ。
ゴムの縁が芯に巻き込まれてもケバがあっても見て見ぬフリで流してた。

当たり前だけど、里親は見逃してくれなかったわ。
背後から怒鳴られ、腰を強く蹴とばされた。
よろめいた私を里親は体で押さえこみ、私は鉄板と里親のあいだに挟まれる形になった。
熱い鉄板の縁に下腹が強く押しつけられ、私は痛みに悲鳴をあげたけど、
里親は私の頭や髪の毛をつかんで前のめりに顔を鉄板に押し付けようとしたの。
私は必死に抵抗したわ。
鉄板の上に手をおいて、懸命に腕を突っ張らせた。
手の平はゴムの上に乗ってたけど、軍手の穴からはみだした指先が直に鉄板に触れた。
腕と手に必死に力を入れていたので手が痛くても除けられなかった。

里親はただ脅すつもりだったのか、私の抵抗にあきらめたのか知らないけど、
私が力尽きて顔面をバーベキューにされる前に私から体を離した。
下腹の鉄板に押しつけられた部分の皮膚はヒリヒリする火傷になってた。
鉄板に直に触れていた指先は皮が剥けて血が出ていた。

「いいか、また怠けたら次は容赦しないからな。仕事に戻れ!」

ほかの二人の里子たちに目を向けると、彼女らは私のほうを見ないよう、
自分の手元に目線を落として黙々と仕事をしてた。

私はすすり泣きながら仕事に戻ったわ。
火傷になった皮膚が痛くて、作業は思うようにはかどらなかった。
それでも里親は容赦してくれず、その日のノルマをこなすまで
夜遅くまで工場に残された。

私が小学校5年生の時に中学生だったサトミちゃん(仮名)は
下腕の一面に大きな火傷の痕があったの。
そのことについてサトミちゃんはなにひとつ語らなかったけど、
彼女が就職してS宅を出て行くとき、里親にむかって、
「育ててくれた恩は一生忘れません。
この腕(と、火傷の痕のある腕を示して)を見るたびに
あなたたちが私にしてくれたことを思い出すでしょう」
というような捨て台詞を吐いて出て行ったの。

女性の体に消えない傷痕を残すなんて絶対に許されない行為だし、
これが里親の仕業でなかったら──普通の大人が他人の子どもにやったら、
警察沙汰になって前科がつくレベルの立派な「犯罪」だと思うわ。

でも、密室での里親の犯罪は隠匿され、のうのうと里親をつづけてる。
子どもは話をする機会すら与えられず、なにをされても泣き寝入り。
これが我が国の「里親制度」の現実なのよ。

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