「生ゴミ」と呼ばれた小学校時代

maron2009 による 6. マロンの場合 への投稿 (6. マロンの場合)
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私は学校で浮いていました。
身の上や性格よりも、先ず見た目が異質でした。

服は何年も前の型の、古いお下がりでした。
里親に新しい服を買って貰った事は、一度もありませんでした。

頭髪は、里親が切っていました。
美容院に連れて行って貰った事は、一度もありませんでした。
洒落っ気のない散切りのおかっぱを、頭の後ろでゴムで束ねていました。
バレッタやヘアピン、シュシュ等、髪飾りは一つも持っていませんでした。

女の子はませていて、小学生でもお洒落に気を使いますし、
流行に興味を持ち、ファッションに拘りを持つようになります。
同級生の女子は、皆、気の利いた服装や髪型をしていました。
私は彼女達と自分を比べて、恥ずかしいと思っていました。

お風呂は、冬は週に1回、夏は2回か3回でした。
頭髪はフケが出て、汗や皮脂でベタベタになりました。
前髪やサイドは冬でも水で洗ったり、濡れたタオルで拭いたり、
少しでも清潔にしようと心掛けていましたが、
子供は正直で残酷な生き物なので、「頭が臭い」と言われました。

漂白剤や洗剤を手袋を装着せずに使い、ケアをしなかったので、
季節問わず手は荒れて、ガサガサに罅割れていました。
暖かい季節でも、皮が剥けて、痒痛に悩まされていました。
冬になると、手が真っ赤になり、酷い垢切れになりました。
垢切れが深く割れて、出血する事もありました。

4年生になると、私の学校生活は、益々惨めになりました。
「臭い」「汚い」「フケが出ている」「貧乏」等々、悪口を言われ、
一部の真面目で大人しいグループを除いて、仲間外れにされました。
私は捨て子で、ゴミ捨て場の生ゴミの中に捨てられていた等、
身の上について、根も葉もない噂を流されました。

同級生の中で、特に意地悪なグループは、
私に「生ゴミ」と仇名を付けて呼びました。

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