他害と自傷は紙一重

kent2009 による 4. kent の場合 への投稿 (4. kent の場合)
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僕は、里親の家で、概ね、良い子だった。
反抗期らしい、反抗期は、無かった。

一度だけ、里母の前で、自傷した事はあるが、その一件以外、中二病的な馬鹿をやった記憶は、無い。
思春期の、葛藤や、心の揺れはあったが、自分一人で、処理した。

学校では、目立たず、問題にもならない生徒だった。
成績は、余り、良くなかったが、部活や、当番や、委員会は、真面目にやった。

先生達の受けは、良かった。
周囲の大人に、僕は、特に問題ない良い子で、通ってたと、思う。

実際は、問題だらけ、だった。

家で、こっそり、自傷や、過食嘔吐を、繰り返した。
過呼吸や、不安障害の発作を、起こした。
未だ、解離性障害は知らなかったが、今になって思うと、既に、症状は、出てた。

自傷は、里親に、バレた。
多分、過食嘔吐も、バレテたと思うが、問題にならなかった。

俗に、性的逸脱行為と、言われる事も、した。
これは、幸運にも、バレなかった。

真面目で、目立たない、良い子の仮面の下で、僕は、かなり問題を抱えてたが、問題を、問題視してなかった。

里親達も、彼らに直接迷惑が掛からなければ、見て見ぬ振りしてた。

学校には、不良と言われる生徒達が、いた。
彼らは、クラスでは、明るく、皆を笑わせ、人気があった。

しかし、大人には、棘を剥き出して、暴れた。
外では、喧嘩やカツアゲ、他害行動に、勤しんでた様で、悪い噂を、よく聞いた。

当時、僕は、自分の問題に精一杯だったが、今になって、彼らの事を考える時、悪い人間だと決め付け、彼らを責める事は、出来ない。

僕は内省的で、臆病で、慎重だった。
グレる勇気もなかった。

外向的で、勇気がある少年達は、抑え切れない衝動を、外に向け、不良や、犯罪者になる。

内向的で、臆病な人は、衝動を、自分に向け、自傷したり、摂食障害になったり、抑うつ症状に、苦しむ。

メンヘラの自傷的な行動と、不良の他害行動は、表面的な、表出方法が違うだけで、根っこに抱える物は、同じだと、思う。

自分じゃコントロール出来ない、強い衝動を抱え、馬鹿な事をやってしまって、罪悪感に苦しみ、激しく自己嫌悪しながら、止めたくても、止められないのは、一緒じゃないかと、思う。

僕は、たまたま、自分を傷付ける方向に、毒を吐き出したが、一歩間違えば、他人を傷つけたかも、知れない。
少年時代を、少年院で過ごし、刑務所で人生を終えてたかも、知れない。

問題を自覚して、対峙しなければ、遅かれ早かれ、自滅する。

自殺するか、精神病院にぶち込まれるか、刑務所に流れ着くかの、違いはあっても、最終的に、自滅するのは、同じだ。

彼らの問題を、自分と切り離して、考える事は、出来ない。

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コメント
  1. まこ より:

    kentさんの記事は特に気になって読んでいます
    最初の方の記事は胸が詰まって
    後々まで尾を引きました
    どうしても衝撃が消えなかったです
    それを淡々と思い起こして語られる裏に
    どれだけの痛みがあるかと思うと
    胸が切り裂かれそうです
    でも、回想して、吐き出すことに
    何かしら、回復の鍵があるように思えます
    人道的に悪辣な罪を押し込めないで指摘して
    それを、自らに背負い込むことなく
    切り離して、捨てていかれたら
    少しつつ呪縛から抜け出れるのではないかと
    本当に陰ながら、応援させていただきます

  2. kent2009 より:

    まこさん、こんばんわ。
    僕の手記を読んでくれて、ありがとうございます。

    思い出すだけでも、辛い事はあります。
    辛いから、忘れようとするんじゃなく、慣れてかなければ、いけないと、思いました。
    忘れようと、意識するのは、忘れられないからだと、思います。

    いつか、苦痛を伴わず、唯の古い記憶になって、無感動に思い出せれば、良いと思います。

    今夜は寒いですね。
    風邪を召さぬよう、御自愛下さい。

  3. 小鉄 より:

    こんにちは。
    わたしもkentさんが気になっています。
    過去にツラい思いをされた分、これからは穏やかに日々をすごされてほしいと思っています。
    自分は不安神経症という病気を患っています。
    父との関係がウマくいかず、こんなふうになってしまいました。
    でも、40歳をすぎて父の言動にいちいち振り回されるコトも無くなって来ました。
    完全な治癒は困難なのですが、少しずつでも良くなってきている実感はあります。
    ゆっくりじっくり着実に、お互い、良い方へ進んで行けるといいですね。

  4. みき より:

     kentさん、お久しぶりです。みきです。今回も、何とも言葉が出ない内容ですね。
    児童の頃から、解離症状が出ていたのですか。解離は、極限状態に達した自己を
    崩壊から守ろうとする人間が持つ防衛本能だそうですね。一番恐ろしい場面だけを忘れるという。
    さらにkentさんはよい子を演じ続けながら、隠れて賢く発散もされていたんですね。
    生きる苦痛を、少しでも減らそうとされてきたんだと思います。
     それにしても、解離症状が児童期から出ていたとは!!驚きです。
    この前、カウンセリングの件を訊くと、投薬治療を受けているとのお返事。安心していました。
     私は逆に、実母からの虐待です。これはこれで悲惨ですが(--;)
    おからだ、大切になさってくださいね。みきも毎日、プチガンバしています。

     

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