【里親家庭の利点】の嘘 その3

maron2009 による 6. マロンの場合 への投稿 (6. マロンの場合)

里親サイドが、よく使用する常套句に、
以下のようなフレーズがあります。

「里親は、里子を実子同然に愛情を注いで育てる為、
措置終了時に、実親子同然の関係になっている。
里親は、措置終了後も、里子の保証人になる等、
実親子と変わらない【親子関係】が継続する」

これは、本当なのでしょうか?

上の主張は、里親サイドの一方的な自己申告による物で、
実際に、里子の保証人になっている里親が何%いるのか、
調査が行われた事は一度もありません。

養育里親は、児童養護施設と同様、
【期間限定の一時預かり制度】です。
当然、里親は、措置終了後の里子の人生に責任はなく、
里子の保証人になる義務もありません。

子供が自立して親元を離れる時、保証人が必要になりますが、
ほとんどの里子は、実親がいれば実親を頼るか、
実親に頼れない里子は、保証人のいない人生を
たった一人で生きて行く事になります。

児童養護施設の場合、児童が卒園して自立する時、
施設長が一度だけ、保証人になってくれるようですが、
里子の場合、そのような制度はありません。
15歳か18歳の未成年者が、保証人がいない状態で、
一人で社会に出て行かなければなりません。

まともな会社は、就職する時、身許保証人が必要です。
条件の良いアパートは、ほぼ必ず保証人が必要です。
保証人が要らないアパートも、あるようですが、
環境が悪い、家賃が割高、高額の保証金を請求される等、
不利な条件を飲まされる場合が多いようです。
生きて行く上で、保証人がいない事が、
どれほど大きな障害になるか、想像に難くありません。

措置終了した里子で、実親に頼れない者の中には、
生きて行く為に、裏社会に入ってしまう者がいます。
女性の場合、違法な風俗産業に従事する者がいます。
身許保証人のいない未成年者が、
【生きる糧】と【寝る場所】を得るには、
そうせざるを得ない現実があります。

この様な事を書くと、里親サイドから、
「証拠を出せ」「デタラメを書くな」等、
攻撃的なコメントを戴きます。

しかし、里親サイドが主張している
「多くの里親が、里子の保証人になっている」
と言う話も、まったく証拠はありません。
措置終了後の里子の追跡調査を行えば、
すべて明らかになるでしょうが、
里親サイドは、追跡調査に反対しています。

さて、里親団体は、
全ての里子に未成年後見人を付けるよう
国に要求しています。

この要求をしている里親のブログを、拝見した事があります。
この里親は、ネット上で積極的に発信している事から、
周囲から【良質な里親】だと評価されており、
御自身も同様に自負されている事と思います。

この里親に措置された里子さんは、既に自立していますが、
未成年で【後見人】がいない為に、
現在、危険な環境に身を置いているようです。

この里親は、里子さんが自立する時、
公的機関に「未成年後見人を付けてくれ」と
要求したそうですが、断られたそうで、
里親制度の【不備】を批判しておられました。
そして、自立した里子の未成年後見人の制度化要求を
主張しておられました。

一見すると、大変ご尤もな意見に見えます。
しかし、よく考えて下さい。

里親サイドが世間にアピールしているように、
「里親と里子は、実親子同然の関係が出来ており、
多くの里親が、自立した里子の保証人になっている」
という話が事実だとすれば、
自立した里子に、未成年後見人が必要でしょうか?

里子に保証人がいない=里親は保証人にならない、
その前提があってこその、
未成年後見人の制度化要求なのではないでしょうか?

「うちの子が自立する時、私は保証人になりませんでした。
役所に電話して、後見人を付けてくれと頼んだら、
そんな制度はないと断られました。
制度の不備のせいで、うちの子は今、
危険な環境に身を置いているようです。
それを知っても私は、うちの子の保証人になるつもりはなく、
身銭を切ってまで、あの子を助けるつもりはありません。
私は座視していますので、国で何とかして下さい。」

もし、実の親が、このような主張をした場合、
世間に通用する物なのでしょうか?

ネット上で積極的に発言し、里親ブログを運営し、
里親業界で広く認められている【良質な里親】でさえ、
里子への意識は「この程度」であるのが現実です。

(仮に、この里親を始めとする大多数の里親が、
「この程度」の関係を「実親子同然」だと思っているとすれば、
非常に重大な問題であり、里親認定を取り消すべきです。)

里親制度は、児童養護施設の延長線上の制度です。
里親は、里子の親でもなければ家族でもありません。

親に恵まれない低年齢の子供は、
特別養子縁組で家庭に迎えられる事を、切に願います。

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