12月, 2010 のアーカイブ

※『里親委託【数値目標】の危険性』と、あわせて読んでいただければ幸いです。

里親制度は、養子縁組とは別モノです。
里親家庭を「里子の家庭」にする制度ではありません。
里子が「本当の親」と暮らせるようになるまでサポートするのが、里親の役割とされてます。
里親はあくまで、「児童の家庭復帰」をサポートする脇役です。
主役は、子供と実親です。
「子供と親が一緒に暮らせるようにする」のが、最終目標です。

養子縁組なら「生みの親」に対して「育ての親」って概念があるのは理解できますが、
里親は「子供の養育の支援者」であっても、「里子の親」になりかわろうとしてはなりません。
里親制度は、里親が「里子の親」になるための制度ではありません。
大事なことなのでもう一度いいます。
里親は、ただの「支援者」です。
親にとって代わる者ではありません。

里親制度は、「養護施設の代替制度」にすぎません。
里親は、里子の学費や医療費などの必要経費は全額支給され
それとは別枠で、年間200万円の収入(非課税所得)を得てます。

里親が里子の養育に私費を出すことは、まずありません。
むしろ里子を預かることで収入を得てるのに
不思議なことに里子も扶養控除の対象になります。

親がいない子供に「親と家庭」を与える制度は「養子縁組」だけです。
実親に子供を育てる意思がみとめられない場合は
「特別養子縁組」の申し立てをすれば、裁判所の審判で縁組が成立します。
この制度は、遺棄児や被虐待児のような「親に恵まれない子供」の救済を念頭に作られました。
実親の同意は必ずしも必要ではありません。

普通養子縁組は「親になる側」「家」のためにある制度ですが
特別養子縁組は「子供の利益」を第一目的とする制度です。

何度も言いますが、里親制度と養子縁組は別モノです。
親に育てられない子供に「親と家庭」を与えられるのは養子縁組だけです。
親に恵まれない子供に「特別養子縁組」で「家庭」を与えて下さい。

特別養子縁組の場合、戸籍は実子と同じ「長男」「長女」と記載されます。
子供は偏見から守られ、社会的な「よりどころ」が確保されます。
生みの親に恵まれなかった子供が生きる上で、非常に大きなメリットです。

里子は18歳で(高校に進学しなかった場合は15歳で)
里親の家を出て行かなければなりません。
ほとんどの里親は、里子の就職やアパート契約の保証人になりません。
全国里親会は「里子の保証人になるのは危険だ」と主張してます。

里子として育った者のうち、実親をアテにできない者は
親権者や身許保証人がいないため
社会人としてのスタート地点でつまずいてしまいます。
里親の家を出て、そのままホームレスになった者もいます。

この「保証人・親権者問題」は、
われわれが「親に恵まれない子供は『養子縁組』で家庭に迎えられてほしい」
「里親(期間限定の社会的養護、18歳で打ち切られる公共の福祉サービス)ではなく、
18歳以降もずっと継続する『家族』の『正式な構成メンバー』の身分をあたえてほしい」
と願う大きな理由の一つです。

養子縁組で子供を迎えるのは厳しい審査がありますが
里親の審査はザルで、希望すれば誰でもなれます。
嗜虐趣味者、小児性愛者、お金目当ての銭ゲバ里親などが
善人の仮面をかぶって多数まぎれこんでます。
とても危険な制度です。

里親が不祥事を起こすと、児童相談所ぐるみで隠匿します。
良い里親もいるかも知れませんが、
どちらに当たるか運まかせのロシアンルーレット状態、命の保証もありません。
里親に殺された子供は現実に存在し、ニュースで報じられてます。
「事件」にならなかった事件を含めると、かなりの数の子供が犠牲になってると思われます。
里親に子供を預けてる親御さん、預けようと考えてる親御さんは、考え直してください。

おひさしぶりです。

水面下でいろいろなことがありました。
いろいろ抱えて年を越すことになりました。
あちこちに不義理を働いてしまってること、心から申し訳なく思います。

いろいろあって、このブログを立ち上げるのは時期尚早だったと思ったりしました。

里親制度の中で受けた傷は、自分たちが思ってたより深かったこと。
傷は回復したと思ってたが、カサブタの下で、まだ血膿をもってたこと。

里親側の攻撃に屈したワケではありませんが
里親側の攻撃に直面したことで
われわれが抱える問題の根の深さに直面させられました。

自分の意思に反してヤクザ集団の中にひとりぼっちで放り込まれ
いいようにオモチャにされ、使い走りにされ、欲求不満の捌け口にされ
ヤクザ集団からヤクザ集団へとたらいまわしにされた人がいる。

ヤクザ集団から解放され、自由の身になっても
町でヤクザを見かけるだけで、体が震えてしまったり。
すれちがいざまに怒鳴られただけで、パニックを起こして動けなくなってしまったり。

われわれは、団結する暴力団に真正面からケンカを売るつもりはありませんでした。
暴力団は組織力があり、専門の戦闘要員もいれば、資金もある。
一般の個人vsプロ組織になれば、勝ち目がないのはわかってますもの。

ただ、自分たちの経験を知ってもらいたかったの。
ヤクザ社会と無縁な一般の方々に、暴力団の内部事情を知ってもらいたかったの。
テレビや映画で描かれるような、キレイゴトの世界ではないってね。

しかし、暴力団が見逃してくれるハズがなく。
覚悟はしてたけど、プロを甘く見てました。

ヒトの弱点を捜し出し
もっとも効率的に傷つける方法を見つけ出して
容赦なくカサブタに爪を立てるプロ。
ヒトをねじ曲げ、支配するプロ。

里親側の脅迫を真に受けるほどバカじゃないけど
過去の恐怖がよみがえり、ひるんだのは否めません。
「里親」という言葉も聞きたくない、二度と関わりたくない。
ブログの閉鎖も視野に入れて話し合い、考えました。
過去にフタして「なかったこと」にするのが一番ラクな生き方だけど
今この時も、彼らに預けられてヒドイ目に遭ってる子供がいます。
それを忘れてはいけないと思い、踏みとどまることにしました。

応援して下さった皆様に、心からの感謝をささげます。
とくに、千代子さん、たまさん、りさりさんの御三名には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を。