里親の実子に乱暴された里子の少女

maron2009 による 6. マロンの場合 への投稿 (6. マロンの場合)

【彼女】は、中学2年から3年生の間、
預けられていた里親宅で、継続的に、
性犯罪の被害に逢いました。

当時、14歳でした。

去年、滋賀県で、無職の里親の男が、
14歳の里子の少女に猥褻行為をして、
逮捕されましたが、同じ年齢です。

滋賀の事件で、県と児童相談所は、
被害者の少女に謝罪しましたが、
里親団体は、いつもの事ながら、
「逮捕された里親は、そんな人ではない」
と、容疑者を庇い、逮捕に抗議する署名を集め、
上申書を提出しました。

【彼女】は、里親の実子の男に、
繰り返し、性的関係を強要されました。

【彼女】が居た里親宅は、
里子の小学生の女子が居ましたが、
小学生女子も、男の餌食にされていました。

里子達が、里親に言わなかったのは、
言っても信じて貰えないか、
自分達に非がある事にされると、
分かっていたからです。

犯人の男は、
「里親をしている両親を助けている、健気な良い子」
「里子達を、妹や弟のように可愛がっている、優しい子」
と、評価されていました。

男は、第三者の目がある所では、
里子達に、優しく接して居ました。

【彼女】は、諦めて居ました。

どうなってもいいと、思って居ました。

将来の事は、考えられませんでした。
将来と言う概念を、失っていました。

未来と言う言葉は知っていましたが、
彼女に考えられる未来は、せいぜい明日まででした。

里子として、里親の欲求や願望を読み取り、
彼らの思い通りに振る舞う事は、慣れていました。

【自分】は、ありませんでした。
【自分】を殺す事で、生きる事を許されて居ました。
それ以外の生き方は、用意されて居ませんでした。

この事件は、表沙汰になりませんでした。
【彼女】も、表沙汰にしたくありませんでした。

もし、表沙汰になったら、
【彼女】が、嘘吐き扱いされて居たかも知れません。

里親団体は、尤もらしく
「愛情に飢えた可哀相な少女が、
実子の男性を【誘惑】した」
と、声明を出したかも知れません。

「里子は愛着障害で、他人と適切な関係を築けず、
男性と、間違った形で、関係を築こうとした。
男性は、里子と接する苦しみの中で、罪を犯してしまった。
男性も悪いが、彼の行為を【誘発】した里子にも問題がある。
この事件を、里親家族だけの責任にしてはいけない」
と、言葉巧みに【責任転嫁】したかも知れません。

あるいは、
「実子君は、そんな人ではない。里子が嘘を吐いている」
として、署名や募金を集めたかも知れません。

滋賀の事件の時のように。

「里母に迷惑かけるのでは」
と、他の里親家族に迷惑を掛ける事を心配して、
被害を言い出せず、何ヶ月も苦しんだ少女を、
里親団体が【嘘吐き扱い】したように。

【彼女】は、今でも、
あの時、真実を言わないで良かった、
表沙汰にならないで良かったと、思っています。

滋賀の事件を知ってからは、
特に、その思いを強くしたそうです。

里子が、里親や彼らの家族を訴えるのは、
あまりにも、ハイリスクだと思います。

死にたくなるような被害に遭い、
更に、団結する里親集団に【嘘吐き扱い】されたり、
「加害者の行為を【誘発】した問題児」等と言われたら、
生きて行けなかったと、思います。




わいせつ容疑で里親逮捕、短期滞在の14歳女子生徒に
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101021/dms1010211613020-n1.htm

広告
コメント
  1. 匿名 より:

    とても、ショックをうけました。
    自分の、そして世間の里親に対する認識の低さを痛感しました。
    怒りと悲しみで涙がでます。

    メデイアでもっと特集を組んだり、とりあげれないのでしょうか?
    放送規定ばかりかけていては、こういう真実がみえないのに。。。。

    こういう事件や虐待ほど、目を背けてはいけないのに。。
    映像で目にしないから、わからない。

    写真でいいから、目にしないと
    リアルではなく、自分に関係のないものになってしまう。。

    こういうサイトは、本当に必要ですね!応援します
    そして、何かできることから、動いてみようと思います

  2. gladiolus2009 より:

    >匿名さん

    里親団体はTVや新聞といったメディア、報道を監視しており
    里親に都合が悪い内容だと「フィクション」と断りのある「ドラマ」でも集団で抗議します。
    彼らは「受話器を離しても怒声が聞こえるほどの大声で」抗議の電話をしたり
    あちこちの組織に1日千通の抗議メールを出すほど行動力のある戦闘員を抱え
    エネルギッシュに活動している「プロ市民」の集団なので
    メディアでもっと特集を組んだり取り上げるのは難しいと思います。
    この問題に関心をもっていただいただけで嬉しいです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中