「3. 里親は公費で里子を世話して報酬を受けとっている」カテゴリーのアーカイブ

里親には、充分に子どもを養育していけるだけの「養育費」のほかに、
里親の報酬である「里親手当」が、国から支給されている。

養育費は約55,000円/月、里親手当は73,000円/月、
さらに自治体から支給される援助もあり、
たとえば東京都では、25,000円の養育費が加算され、
毎月およそ15万以上の金額が里親に支給されてることになる。

医療費、通院交通費(タクシー代など)、保育料、学費、教材費、学校行事にかかる費用は、
すべて無料か全額支給で、公立なら高校の学費も無料。
新規委託時の支度金、七五三などの行事、進学などの際にも援助が出るし、
夏期や年末年始のレジャー費用、お正月の支度などにも、それぞれ手当が支給される。

これらは、里子を養育するために支給される援助の、ほんの一部にすぎない。
ほかにも、採暖費だの、特別育成金だの、調べ切れないほどの手当が支給されてるし、
自治体が独自で支給してる援助も含めると、かなりの金額になる。

たとえば、里子1人に対して、総額で年間約2百万もの予算が出てるの。
この不況の時代、実子2人に月3万もかけてませんって家庭も多いのに、
里子1人に年額2百万ですよ、にひゃくまん。

つまり、里子に平均的な家庭の子どもと同程度の生活をさせた場合、
里親が自腹を切るってことは、まずありえない。
里子がいるから生活が大変、だから里子に人並みの服を買ってやれない、
食費を切り詰めざるを得ない、というのは、ありえないことなのよ。

でも、世間では「里親は私費で里子を養育してる」とか
もしくは「手当が出てるとしても、薄謝程度だろう」と思ってる人が多いから、
その誤解をいいことに、国や自治体から支給される養育費を里子のために使わないで、
私腹を肥やしてる里親が多い。

里子の学校の保護者や隣近所に「里子がいるから生活が大変!」と言って、
お下がりの服や食料をクレクレ乞食してる里親もいる。

里親団体も、国や自治体による手厚い支援の内訳を隠して、
「里子を育てるのはお金がかかるんですぅ!多くの里親が自腹切ってるんですぅ!」と同情乞食した挙句、
「里親手当を増額してちょーだい!」と行政に詰め寄っているそうな。

年間2百万、医療費も学費も無料なのに「お金が足りない」ってあーた、
どんだけやりくり下手な人々の集団なのでしょうか?
しかも、「里子のため」と言いながら、増額を希望してるのは里子の養育費ではなく、
里親の報酬である「里親手当」であるってのも、ひそかに笑えます。

いくら保護児童に予算をかけても、肝心の児童に届かず、銭ゲバ里親の私腹を肥やすくらいなら、
不況に負けずに頑張って子育てしてる実親家庭や母子家庭、もしくは児童養護施設への援助を
もっと手厚くすればいいのにと思ってしまうわ。

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