里親、女子にわいせつ行為 容疑で無職男を逮捕 滋賀・甲賀署
2010.10.22 03:17

昨年8月、里親として自宅に短期滞在(ホームステイ)させていた中学2年の女子生徒=当時(14)=の胸などを触ったとして、甲賀署は21日、強制わいせつの疑いで、甲賀市土山町山中の無職、杉岡博容疑者(62)を逮捕した。甲賀署によると、「やっていない」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は、昨年8月中旬、自宅で、短期滞在していた女子生徒の胸などを触ったとしている。

県によると、ホームステイは県内の児童福祉施設などに入所している子供の自立や育成のため、里親家庭での生活を体験してもらう制度。女子生徒も、入所していた施設から夏休みを利用し11日間の予定で杉岡容疑者宅を訪れていた。

杉岡容疑者は平成14年に県が里親として認定。事件当時、女子生徒と別に小学生以下の2人を養育しており、事件後にさらに1人を受け入れていた。女子生徒は18年から杉岡容疑者宅に短期訪問を繰り返しており、事件当時で11回目。

県子ども・青少年局の佐竹吉雄局長は「杉岡容疑者は里親会のキャンプ大会に子供らと一緒に参加するなど、養育熱心だったと聞いている。それだけに今回の事件は非常に残念だ」と話した。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110121/shg11012106360025-n1.htm

※※※※※※

この里親、女の子の里子ばっかり3人も預かってたのね。
なにが目的なのかしらね。って薄々わかるけど。
ぶっちゃけキモイ。

この事件は後日談があります。

県と児童相談所は被害者の少女に謝罪しました。
テレビの前で深々と頭を下げました。

しかし「里親団体」は毎度のことながら
杉岡容疑者は「そんなことをするヒトではない」と主張して
釈放を求める署名を集め、上申書を提出しました。

里親たちは「里親の社会的評価」を優先したワケです。
里親の社会的評価と名誉を守るために
少女の「狂言」と決めつけ、「ウソつき」扱いし、平気でセカンドレイプする。
それが里親団体の体質であり、
そこに所属する「善意の里親」たちの多数派の姿です。

わいせつ事件や婦女暴行のような「親告罪」は、訴える側も徹底的に調べられます。
少女(児童養護施設)が告訴し、里親が逮捕されたというコトは、
「逮捕状」が発行された事実を意味しており、「証拠」があったコトを意味してます。

しかし、逮捕状が発行される根拠となった「証拠」が
同容疑者の家にホームステイした経験のある別の少女や
ほかの里子たちの「証言」だった場合、
裁判になると、子どもの「証言」は証拠能力が低いとされて
「物的証拠」がないかぎり、被害を立証するのはきわめて困難です。

それこそ里子の少女の体内に容疑者の体液があったとか
少女が妊娠して胎児のDNAが容疑者のモノと一致したとか
よほどのことがないかぎり、里親を有罪にするのは困難です。

事実、この里親は「処分保留」で釈放されてしまいました。
「処分保留」は、無実を意味するモノではありません。
裁判で有罪にできるほどの「物的証拠」がない、という意味です。

これが、「密室の恐怖」です。

>県子ども・青少年局の佐竹吉雄局長は
>「杉岡容疑者は里親会のキャンプ大会に子供らと一緒に参加するなど、養育熱心だったと聞いている。
>それだけに今回の事件は非常に残念だ」と話した。

大阪の吉村陽子容疑者──里子の5歳少女に数ケ月に渡って「継続的に」下半身を虐待し、
直腸を引き裂いて半年以上の入院、人工肛門の重症を負わせた里親──は、
「虐待防止委員」で、地元の「ファミリーサポーター」に登録しており、
「熱心な里親」と評価されてました。

北海道の根本靖子容疑者──里子の頭にピンを突き刺した──は
里親経験30年以上のベテランで、夫は里親会の会長でした。

同じく北海道で、里子の少女を乱暴し妊娠させた里親も「実績がある人」で
「資質や人格に問題があるとは思わなかった」と評価されてました。
※この事件は、胎児のDNAが容疑者のモノと一致し、里親の「クロ」は確定。

大阪で、女子中学生にわいせつ行為をして逮捕された近藤祐市容疑者は
「大阪里親連合会」で理事を二期務めた里親でした。
同容疑者は理髪店を経営しており、以前から客の少女たち(里子ではない)に
「金を与えて体を触ったり、下半身や胸の写真を撮る」などしており、
府警では余罪があるとみているとのコト。

逮捕された里親は、いずれも「里親会の会長夫婦」「里親連合会の理事」
「熱心な里親」「実績がある」「30年以上のベテラン」だった里親たちです。

「そんなことをするヒトではない」といわれる里親らが
第三者の目のない「密室」で子どもを虐待し、逮捕されてます。

これは「現実」です。

イイカゲン、目を覚ましてください。
寝言は寝てから言ってください。

連絡ください

gladiolus2009 による 8. 雑記 への投稿 (8. 雑記)

寄稿者の中に連絡とれない方がいます。
公表するのはどうかと控えてましたが
地震前からネットでもリアルでも連絡がとれなくなってて、みんな心配してます。

もし被災してたらネットどころではないと思いますが
落ち着いてからで構いませんのでご連絡いただければ幸いです。
被災してなくてもお金や寝場所に困ってたらなんとかします。
本気で絶対なんとかしますので連絡ください。
みんなの連絡先は変わってません。

現在、日本には、約4万人の要保護児童がいます。
ほとんどに親がいて、大多数が家庭復帰して居ます。

私は家庭復帰出来ずに、措置解除を迎えましたが、
面会の頻度は、親が置かれた状況に依って
ばらつきがありましたが、親と交流がありました。

親権者の同意や、保証人が必要な時は、
親がなってくれました。

問題になるのは、親が居ない児童や、
親が居ても、交流がない児童です。

出生届すら提出せずに、子供を遺棄する親が居ます。
出生届は提出しても、子供は産院から乳児院に直行して、
1度も面会に来ない親も居ます。

親の人生から、【削除】されてしまった子供達です。

とても悲しい事ですが、
親にとって、【居ると都合が悪い子供】は、
存在します。

私は、生みの親に恵まれなかった子供達は、
特別養子縁組で、育て親の家庭に迎えられる事が、
ベストだと思っています。

しかし、我が国の児童福祉の現場は、
養子縁組の斡旋に、消極的です。

特別養子縁組で、子供を迎えた御夫婦は、
民間の養子斡旋団体を利用された方が、多いようです。

一方で、【養育里親】への委託は、
国がノルマ【数値目標】を掲げて、増やそうとしています。

そのせいか、児童相談所の下では、
親権者が、特別養子縁組を望んでいても、
里親委託されてしまったケースがあります。

ある女性が、乳児院に預けたお子さんを、
子供がいない夫婦の養子になって、
可愛がられて欲しいと願い、
特別養子縁組を希望しましたが、
お子さんは、養育里親に委託されてしまいました。

児童相談所は、子供が特別養子になり、
実の父親への【権利】を喪失する事は、
子供の為にならないと、判断したようです。

特別養子は、実親との親子関係が消滅する為、
実親の財産の相続権を失います。

両親が離婚して、母親が親権を持っていても、
子供は、父親の財産を相続する権利があります。

婚外子でも、父親に認知されて居れば、
嫡出子の2分の1ですが、相続権が認められています。

当事者のお子さんの父親が、どんな人物で、
幾らの財産があるのか、分かりません。

限られた情報しかなく、詳しい事情は分かりませんが、

「自分で育てる事は出来ないが、
子供がいない夫婦に可愛がられて、
幸せになって欲しい」

と言う、切ない思いから、
親権者が特別養子縁組を希望しても、
児童相談所が取った措置は、
養育里親への委託でした。

私が、以前より危惧していた事が、
現実に起きている事を知り、愕然としました。

要保護児童に措置に関わる領域では、
児童相談所の権限は、絶大です。

子供が一旦、国の保護下に入ってしまうと、
親権者でも、どうにも出来ない事があります。

その子が大人になった時、
養育里親に委託されて幸せだったと思うか、
特別養子になりたかったと思うか、
本人でなければ、分かりませんが、

私の個人的な気持ちを言わせて戴ければ、
大人になって、父親を名乗る知らない人物に、
財産の生前分与を受けたり、遺産を相続しても、
失われた子供時代は、返って来ません。

今の苦しさが、癒える事はありません。
生き難さから、開放される事はありません。

時を巻き戻す事が出来ないように、
人生を埋め合わせる事は、出来ません。

望まない妊娠等で、お子さんを育てる事が出来ず、
特別養子縁組を希望する女性が居られましたら、
児童相談所に引き渡す前に、
民間の養子斡旋団体に、相談して下さい。

特別養子縁組は、
居ると都合が悪い子供を、
合法的に戸籍から抹消できる、唯一の手段です。

児童相談所に子供を引き渡すと、
お子さんは、国の保護下に入ります。

そうなると、お子さんの幸福より、
国の政策が、優先されてしまいます。

国の政策は、
「養育里親への委託率を上げろ」
です。

国が、養子縁組より、里親制度を推進しているのは、
長年、里親団体【好戦的な圧力団体】が徒党を組んで
毎年のように、国と交渉をしたり、圧力を掛けたり、
働き掛けを行っているからだと思います。

里親団体の、一見優しい言葉に惑わされず、
彼らの活動内容を見れば、
かなり攻撃性が高い団体だと分かります。

現在、全国で、里親登録者は約7千人も居ますが、
里子が委託されているのは、僅か2千人だけです。

「里親は不足している」と言うのは、都市伝説です。

現実は、全ての自治体で、里親は余って居ます。

その証拠に、里親コミュニティ等で、
「里親登録して、何年になりますが、里子が委託されない」
と言う、里親登録者の不満が、散見されます。

里親団体は、あの手この手で、
余剰里親の失業対策に、奔走しています。

しかし、
「特別養子縁組の成立数を上げろ」
と、政府や自治体に働き掛けたり、
圧力を掛けて居る団体は、ありません。

この決定的な違いが、
国が養子縁組よりも、
里親委託を優先した政策を掲げる
大きな理由だと、私は思っています。

「子供には、施設より、家庭的環境が良い」
「福祉予算の削減になる」
それだけの理由なら、養子縁組を推進する筈です。

里親委託より、養子縁組のほうが、
遥かに【家庭的】で、【安上がり】なのですから。

【こうのとりのゆりかご】は、お勧めしません。
遺棄児として、児童相談所に引き渡されるだけです。

親として、子供に関わるつもりがないのなら、
お子さんが、【特別養子縁組】で
実子と同等の権利を持つ子供として、
育て親の家庭に迎えられる機会を
与えてあげて下さい。

【彼女】は、中学2年から3年生の間、
預けられていた里親宅で、継続的に、
性犯罪の被害に逢いました。

当時、14歳でした。

去年、滋賀県で、無職の里親の男が、
14歳の里子の少女に猥褻行為をして、
逮捕されましたが、同じ年齢です。

滋賀の事件で、県と児童相談所は、
被害者の少女に謝罪しましたが、
里親団体は、いつもの事ながら、
「逮捕された里親は、そんな人ではない」
と、容疑者を庇い、逮捕に抗議する署名を集め、
上申書を提出しました。

【彼女】は、里親の実子の男に、
繰り返し、性的関係を強要されました。

【彼女】が居た里親宅は、
里子の小学生の女子が居ましたが、
小学生女子も、男の餌食にされていました。

里子達が、里親に言わなかったのは、
言っても信じて貰えないか、
自分達に非がある事にされると、
分かっていたからです。

犯人の男は、
「里親をしている両親を助けている、健気な良い子」
「里子達を、妹や弟のように可愛がっている、優しい子」
と、評価されていました。

男は、第三者の目がある所では、
里子達に、優しく接して居ました。

【彼女】は、諦めて居ました。

どうなってもいいと、思って居ました。

将来の事は、考えられませんでした。
将来と言う概念を、失っていました。

未来と言う言葉は知っていましたが、
彼女に考えられる未来は、せいぜい明日まででした。

里子として、里親の欲求や願望を読み取り、
彼らの思い通りに振る舞う事は、慣れていました。

【自分】は、ありませんでした。
【自分】を殺す事で、生きる事を許されて居ました。
それ以外の生き方は、用意されて居ませんでした。

この事件は、表沙汰になりませんでした。
【彼女】も、表沙汰にしたくありませんでした。

もし、表沙汰になったら、
【彼女】が、嘘吐き扱いされて居たかも知れません。

里親団体は、尤もらしく
「愛情に飢えた可哀相な少女が、
実子の男性を【誘惑】した」
と、声明を出したかも知れません。

「里子は愛着障害で、他人と適切な関係を築けず、
男性と、間違った形で、関係を築こうとした。
男性は、里子と接する苦しみの中で、罪を犯してしまった。
男性も悪いが、彼の行為を【誘発】した里子にも問題がある。
この事件を、里親家族だけの責任にしてはいけない」
と、言葉巧みに【責任転嫁】したかも知れません。

あるいは、
「実子君は、そんな人ではない。里子が嘘を吐いている」
として、署名や募金を集めたかも知れません。

滋賀の事件の時のように。

「里母に迷惑かけるのでは」
と、他の里親家族に迷惑を掛ける事を心配して、
被害を言い出せず、何ヶ月も苦しんだ少女を、
里親団体が【嘘吐き扱い】したように。

【彼女】は、今でも、
あの時、真実を言わないで良かった、
表沙汰にならないで良かったと、思っています。

滋賀の事件を知ってからは、
特に、その思いを強くしたそうです。

里子が、里親や彼らの家族を訴えるのは、
あまりにも、ハイリスクだと思います。

死にたくなるような被害に遭い、
更に、団結する里親集団に【嘘吐き扱い】されたり、
「加害者の行為を【誘発】した問題児」等と言われたら、
生きて行けなかったと、思います。




わいせつ容疑で里親逮捕、短期滞在の14歳女子生徒に
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101021/dms1010211613020-n1.htm

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「善意」について考える。

現行の里親審査は「ザル」で、児童福祉法に抵触する前科がなく
生活保護を受けてなければ「希望すれば誰でもなれる」ため
虐待目的のエロ里親やサド里親、お金目当ての銭ゲバ里親が多数いるのが現実。
その手の確信犯的な悪質里親を排除すればイイのかって問題ではなく。
いわゆる「善意の里親」ってのも、かなり厄介な問題であると思うの。
本人は社会の善玉菌のほうに属してると信じ込んでるからこそ厄介きわまりない。
ちょっとツッツカレルとおもしろいくらい「ワタクシは自分を犠牲にしてイイコトしてるのにキー!!!」と
瞬間湯沸かし器みたいに沸騰して攻撃的になる特徴が共通して見られますです。

ヨーロッパの児童福祉先進国の現場では、慈善(チャリティー)やボランティアとの接触が
子どもの尊厳を傷つけ、自尊心を損ねると問題視されて
寄付やボランティアを受け入れない児童福祉施設が増えてるの。
ヨーロッパの児童福祉の現場は質量ともに高水準な人的資源が投入され
ボランティア──シロートの善意──をアテにしないでやっていける環境が整ってるから
わが国の児童福祉のお粗末な現状と比較するのもナンセンスだけど。
ヨーロッパにおける「社会的養護」が里親制度からグループホームへ移行してる理由は
「里親家庭は虐待が多くて危険きわまりない」ってのが最大の原因だけど
「シロートの善意は子どもに良い影響を与えない、むしろ毒」って理由もあるの。

里親の家にいた頃、鉛筆やノートがなくなって新しいモノが必要なのに
なかなか里親に言い出せなくて、短い鉛筆をテープでくっつけてギリギリまで使おうとした気持ち。
勇気をふりしぼって里親に言って、新しいモノを出してもらう時の、申し訳ないようなみじめな気持ち。
持ってるモノがビンボー臭いと同級生にからかわれるより
学校で必要なモノを里親に「買って」と言えなくて「忘れ物をした」として教師に怒られるより
「里親に用意してもらうコト」のほうが、私には「苦痛」だったの。

初代タイガーマスク──4万円もするランドセルを匿名でそっと贈った──は感銘を受けたけど
そのあとの一連の騒動──商店の不良在庫処分としか思えない寄付行為や
子どもの小遣い程度の文房具を施設に届けてテレビに出て得意になってる青年を見て
元里子で要保護児童だった私は、ちょっとウンザリした気分にさせられたのは事実。

うちの親とは今はそれなりに良好な関係に落ち着いてますが
あまりお利口さんなヒトではなく、若い頃は衝突しまくりだったの。
私から見れば「絵に掻いたような理想的な家庭」に見えても
子どもが思春期になれば親と衝突するのはアタリマエなのに
長年はなればなれで暮らした親子なら、なおさら衝突は激しくなる。
私も成長したけど、親のほうも私との衝突を経験して少しは丸くなったみたいで
親子の衝突は、おたがいが成長して絆を深めるための試練なのかなと思ったり。

今になってみれば笑えるケド、当時は怒り炸裂だった事件がありまして。
私の勤める会社は繁忙期になると労働基準法なんてあってないよなモンで
休みなしの3週間連続勤務とかで体調を崩したりしてました。
ひさしぶりの休日、自宅で寝くさってると会社から電話があり
出たくなかったので出なかったら上司がうちの親に電話をしてしまい
(里親宅で育ったコトは会社には隠してるので、上司は知りません)
電話に出た親が用件を聞くと「今から出勤してほしい」とのこと。
親は「うちの娘をよくもコキ使いやがって!」と怒って電話を切ったのでした。

翌日なにも知らずに会社に行って、その話を聞かされた私は
米ツキバッタのようにペコペコ頭を下げ、その夜は親と大ゲンカするのですが
その時は頭が沸騰して、親子関係に亀裂が入る深刻な「事件」に思えても
数年たった今は笑い話です。

笑い話になったのは、そこに疑いようもない「愛情」があったからに思うんですわ。
親の愛情は、ときに親バカ度が過ぎてたり、ときに理屈が破綻してたり、
ときに「エコヒイキ」にも似た「執着」のようなカタチで表出するコトがあります。
そして「うちのグラジオラスじゃないとダメ!他の子じゃダメ!」と
対象を「うちの子」に限定して発動するモノでもあります。
親の愛情は、平等にわけへだてなく注がれる類のモノではなく
ましてや「善意」や「社会貢献したい心」から生まれるモノでもない。

里親は「里親制度のイイトコロ」として「愛情豊かな養育環境」とやらを上げるけど
高きところから低きへと注がれる「善意」によって提供される「家庭的な環境」と
「親がわが子によせる愛情」がコアとなる「本物の家庭」は別モノってコト。

親の「執着」にも似た、「うちの子じゃないとダメ!」的な
親バカ的で、エコヒイキのカタマリのような「親の愛情」の中で
子どもは安心してワガママを言ったり、甘えたり、反抗したり、ぶつかりあい、
思春期になれば、ひとりで大きくなったような顔をして親に悪態をついたりする。
それが子どもの「健全な成長」だと思ったりします。

まだ未整理ですが、思ってるコトをつらつら書いてみました。

たまさんの
【はばたけ!養護施設出身者】
を拝見して、目から鱗が落ちました。

「里親が、里親になった事情は、
里子には一切関係ない」

その言葉は、元里子の私にも、衝撃でした。

言われてみれば、至極当たり前の事ですが、
情けない事に、私は、今まで気付きませんでした。

里親が【里親になろうと思った動機】は、
本来、里子には、関係ない事です。

私は、4件の里親宅を経験しました。

里親家庭に適応する過程で、
里親のニーズを汲む作業を、
里子の義務として、行って来ました。

空の巣症候群の寂しさを埋める為、
子供の姿をしたペット【愛玩児童】が欲しいのか。

大家族に憧れる里親が、大家族気分を楽しむ為、
エキストラの子役を求めて居るのか。

里親が「神様がお喜びになる事」をする為の、
生け贄が必要なのか。

善意のボランティアの【里親】と言う、
【社会的評価】が欲しいのか。

里親が、彼ら自身の子供時代を取り戻す為の、
代償行為か。

性欲処理の為、生きたダッチワイフが欲しいのか。

出来るだけ楽をして、お金が欲しいのか。

私は、里親が里子に求める【役割】を読み取り、
それに合わせる事で、生き延びて来ました。

一つの里親家庭に、複数のニーズが存在しました。

時と状況に依って、求められる【役割】は、異なりました。

世間に向けては、里親が【社会的評価】を得る為に、
私は【複雑な事情を背負った、可哀相な子供】の役割を演じました。
家の中では、私は、時給が発生しない【女中】であり、
里親のストレス発散用の【サンドバッグ】であり、
お金は欲しいけど、外に働きに出たくない里親の【収入源】として、
【手間もお金も掛からない存在】である事が、求められました。

彼らのニーズを汲み取って、
望み通りの役割を演じる事で、
彼らの家に居る事を、許されていました。

里親が、里子に求める【役割】を演じる事、
里親のニーズに応える事は、
里子には【義務】で、疑問に思いませんでした。

しかし、たまさんの記事を拝見して、気付きました。

里親が、里子にどのような役割を求めているか、
里子には、一切関係ない事です。

児童養護施設の施設長を勤めておられる方が、

「里親家庭への適応能力が高い子供ほど、
異常な程に気を使っている事を、忘れてはならない」

と仰っていた記事を、拝見した事があります。

しかし、里親サイドから、
そのような意見は、聞いた事がありません。

里親サイドから、聞こえてくるのは
「家族」「家庭」「実子同然」
毎度お決まりの【おためごかし】ばかりです。

私の親は、親だけです。
私の家庭は、親と暮らした家庭だけです。

私の親以外の大人に、親になって欲しいと
思った事はありませんでした。

私の家庭以外の、他人の家庭で暮らしたいと
思った事は、ありませんでした。

この感覚は、皆さんも、同じだと思います。

例えば、あなたの夫が、単身赴任になり、
一緒に暮らせなくなったとします。
見ず知らずの男性が、突然、家に押し掛けて来て、

「旦那さんが居なくて、寂しいでしょう。
今夜だけ、私があなたの夫代わりになって、
可哀相なあなたを、慰めてあげましょう」

と言われて、その男性と、夫婦の営みが出来ますか?

私にとって、里親は、そのような感覚でした。

「一晩だけの夫代わりですから、入籍はしません。
子供が出来ても、責任は取りません。認知もしません。
でも、僕はあなたを妻同然に思っているので、僕の妻として扱います。
僕は妻に避妊をしないので、あなたにも避妊はしません」

そう言われたら、「馬鹿にするな」と思いませんか?
「私にも、選ぶ権利があります」と、思いませんか?

里子には、里親を選ぶ権利は、ありません。

望みもしない里親の家に、放り込まれる事は、
好きでもない異性に、性的関係を強要される事と、
精神的な苦痛は、とても良く似ていると思います。

私が、自分の親と過ごした家庭の文化を無視され、
毎日、他人の家庭の文化や価値観を、押し付けられ、
毎日、他人の体臭が染み込んだ、他人の家で寝起きし、
毎日、他人を「お父さん」「お母さん」と呼ばされ、
毎日、見え透いた【家族ごっこ】を強いられ続ける日々は、
大袈裟ではなく、精神的なレイプ同然でした。

里親に預けられている里子は、ほとんど実親が存在します。

実親に虐待を受けた子供は、
養育里親に委託されません。

里親に委託されている子供のほとんどは、
経済的理由、親の病気や就業等、
家庭の事情で、預けられています。

児童福祉は、虐待事例や遺棄児を除いて、
親子分離の防止を最優先に、
【親子】を支援して欲しいと願います。

適切に養育出来る親と、分離してしまった児童は、
家庭復帰を最優先に、支援して欲しいと思います。

親がいない児童は、特別養子縁組で、
実子と同等の権利を持つ子供として、
育ての親の家庭に迎えられて欲しいと、願います。